Web技術トピック&コラム

Web/App Column 2015.07.23 (Thu)

「オウンドメディア」は企業の存在価値そのものである

少し前から、「オウンドメディア」という言葉をよく耳にするようになりました。
今回は、「オウンドメディア」について、基礎知識と持論を書きたいと思います。

オウンドメディアとは

潜在顧客にアプローチをかけるのがオウンドメディアの利点とされています。

マッサージサロンの広告戦略で例えると、従来の訴求方法は、
「名古屋に住む、20代女性の肩こり解消と美容に興味のある人」にリスティング広告などで、宣伝訴求します。

一方、オウンドメディアは、「日本全国の健康に興味のある人」のように、ざっくりとした不特定多数のターゲットに訴求します。

オウンドメディア概念図

オウンドメディア サイト例

●資生堂 美容関連サイト
女性なら誰もが興味があるテーマで企業の認知度・ブランド力を高めています。
http://www.beauty-co.jp/

●サイボウズ式 IT情報
チームワークを重視している社風が伝わってきます。
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/

●エムオーテックス NO MORE 情報漏えい
ネットワークセキュリティーの固いイメージを壊す面白ネタも交えています。
http://www.motex.co.jp/nomore/

●LIG WEB技術情報+面白ネタ
WEB制作会社では一番の知名度があるのではないでしょうか。
http://liginc.co.jp/

●クックパッド 開発者ブログ
実際のABテストの結果やアクセスログを公開しているので、技術者にとってもためになります。
http://techlife.cookpad.com/

「その道の第一人者」になる

ありとあらゆるメディアに共通しますが、 圧倒的多数のユーザーを抱え込めれば、他社を寄せ付けない強さを得られます。

そうすれば、当初は想定していなかった顧客層にも広がるので、ビジネスチャンスも大きく広がるでしょう。

月間100万pv(例:イケダハヤトさんのブログ)もすごいですが、クックパッドは月間3億pvと言われています。
数字だけみると、目標達成に気が遠くなりますが、自分の得意なこと・人から喜ばれること(好きなことではなく)【自分の強み】をコツコツ丁寧に作り続けることが大事です。

そして最終的に「その道の第一人者」になることが大事。
まだまだ「その道の第一人者」の未開拓の分野はたくさんあります。
しかし未開拓の分野は、早い者勝ちのところもあるので、スピードも大事でしょう。

方向性が決まったら「一気に加速する」

メリハリが大事です。「急がば回れ」のターンと、「一気に加速する」ターンのタイミングの見極めが大事。

これも、ありとあらゆることに共通しますが、自分の進むべき道がはっきりとわかったときは、「一気に加速する」 べきです。SNSの拡散やリスティングもですが、一気にやらなければ意味が無い。

合計予算100万円なら、10か月で10万円づつ消費させるやり方より、一気に100万円消費させる方が、返ってくる結果は大きいの です。

オウンドメディアは企業の存在価値を示す存在であるべき

個人的なオウンドメディアの考え方ですが、オウンドメディアは、経営理念の一つとして、運営していくべきだと思う。
経営理念というものは「収益化」以外のことで、社会対する企業の存在価値を示すものです。
オウンドメディアも同様に一時的な「収益化」だけでなく、存在価値を示す存在であるべきです。

そうすれば、SEO的効果、集客効果も時間がかかりながら、確実に現れてきます。

また個人的には「経営理念」というのは大筋がブレていなければ、毎日変えてもいいんじゃないかと思っています。オウンドメディアの運営もメインテーマをしっかり定めることは大事ですが、自分の伝えたいことと、ユーザーの求めているものを常に意識しながら、いろいろと試行錯誤しながら制作するのがよいでしょう。

Web技術トピック&コラムの一覧へ