Web技術トピック&コラム

Web/App Column 2013.09.14 (Sat)

電子書籍のリリース方法「デベロッパー登録」編

電子書籍のリリースの仕方をデベロッパー登録から、実際にリリースするまでの手順をiOS、Android、Kindleそれぞれを紹介したいと思います。

まず第1回は「デベロッパー登録」編です。
キモはEINコードの取得でしょう。

iOS編

1. EINコードの取得

EINコードとは、米国での法人番号のことです。
米国で事業を展開するとき租税条約の恩恵をうけることができます。

  • ※iOSで無料の電子書籍しかリリースしないときは、取得の必要はありません。
  • ※iOSで有料販売したいとき、Kindleに登録するときは必須です。
  • ※2013/07/03執筆段階では必須ですが、そのうち必要なくなるかもしれないです。

(1) 申し込みPDF書類をダウンロードして、記入します。

ダウンロード先
http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fss4.pdf

PDFファイルから直接記入できるようになっているので、入力してプリントアウトします。
一番下の署名は、直接手書きします。
署名の右側には返信してもらうためにTELとFAX番号を書きます。
+81(日本の国番号)(0抜きの市外局番)(電話番号)
052-564-8300だったら、
(+81)52-564-8300です。

記入例はこちら
僕も英語は詳しくないので、本当にあっているのかは、自信ないですが・・・。

(2) FAXで送ります。

最近FAX番号が変わったらしく、ここで僕は少しつまずきました…。
010-1-859-669-5987
http://www.irs.gov/uac/Where-to-File-Your-Taxes--(for-Form-SS-4)

1週間くらいで、FAXでEINコードが送られてきます。

(3) Form 1120-F のIRSへの提出

約1カ月程度で、IRS(アメリカの国税庁)からエアメールが届きます。
当然、全文英語なのですが、Form 1120-Fという書類も提出してね、って書いてあるそうです。
PDFのダウンロード
http://www.irs.gov/uac/Form-1120-F,-U.S.-Income-Tax-Return-of-a-Foreign-Corporation

これ、本当に提出は必須なのか、謎なのですが、提出しておいた方が、無難なのではないでしょうか。

2. iTunes Connect登録

https://itunesconnect.apple.com/
アプリのデベロッパー登録とは、また別なので、
たとえアプリでいくつかリリースしていても登録は必要です。

有料の電子書籍をリリースしたい場合は、画面の右側のPaid Books Accountボタンをクリック。
今回は、Paid Books Accountでの手順を説明します。

  • ※画像クリックで拡大します。

apple01

登録を紐づけるApple ID は、アプリで使用しているIDは使用できません。
First Name、Last Name はApple IDで登録している名前なので、
漢字で書いている場合は、漢字で入力します。

apple02

次の画面で、About Sellerには、1.で取得したEINコードの情報を入力します。

注意
EINコードの取得でFAXが届いてから、
アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)のデータベースに登録されるまで1週間くらいかかります。
1週間経つ前にデベロッパー登録の申請はできますが、
データベースに登録されていないと、「EINコードが確認でいませんでした」的なメールがアップルからメールが届きます。
その場合は、1週間くらい経ってから、再申請します。

Territory Rightsには、英語のコンテンツをリリースする場合は、全部にチェックを入れればよいのではないでしょうか。

登録完了のメールが届くけば、めでたく、iTunes Connectへログインできます。
https://itunesconnect.apple.com/

apple03

まずは、Contracts, Tax, and Banking で銀行情報を登録しましょう。

  • Contact Info には会社の住所などの情報を入力します。
  • Bank Info には振込先の銀行情報を入力します。
  • Zengin Code とやらは、検索すればわかると思いますが、金融機関コードと支店コードの組む合わせのようです。
  • Tax Info 税務情報
  • ※画像クリックで拡大します。

apple04

ちなみに、銀行情報の登録が完了していないと、
有料の電子書籍を申請しても、リリースされないようです。

Android(Google book)編

Googleブックスパートナープログラムに登録します。
https://books.google.com/partner/

  • ※全体的にサーバー重いです。ページ遷移も結構時間かかります。

こちらもアップル同様に会社情報や銀行情報を
「アカウント情報」から入力していきます。

google1

Google eブックスのデフォルト地域の設定で、
どこの国で販売するかの設定ができます。

Amazon Kindle編

Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングに登録します。
https://kdp.amazon.co.jp/self-publishing/signin

こちらもアップル同様に会社情報や銀行情報を
「アカウント情報」から入力していきます。

amazon

EINコードはここでも必要になるので、同様に入力して、申請します。

次は、各プラットフォームごとの「電子書籍の作り方その2 ~e-pub制作編~」です。

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